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2008年5月

2008年5月31日 (土)

おから工事

四川大地震はチベット弾圧の報いと発言した米女優が批判されている。流石にこれは言っちゃいけないでしょう。あちこちで校舎が崩壊し、子供が大勢死んでしまった。役所は大丈夫でも、学校は壊れたケースが多いらしい。中国、特に地方は教育にあんまり投資をしない社会で、小学校の先生の給料などはものすごく安い。内陸農村部では老朽化した学校も多くお金もないので、「希望工程」などの寄付金で建て替えたりしている。義務教育とはいえ学費、場合によっては寄宿費用と農民には大変な金額なので借金して中学卒業がやっとというケースも多い。加えて地方共産党員の汚職体質。今回もコンクリートに石や廃材を混ぜた「おから工事」が指摘されている。予想外の自然災害で建物が倒れ大変なのは分かる。でも役所は大丈夫で子供たちがいる学校が倒れてるんだから親は怒るよな。ましてや一人っ子が多いんだし。いつも泣くのは老百姓の感。中国は有人宇宙飛行や五輪など国威発揚にはお金をかけているが、もっと基本の義務教育なんかにお金を費やすべきではないだろうか。話は戻るが、今回の地震が大きすぎてチベット弾圧のニュースが流れなくなった。拘束された何千人ものチベット人たちは今頃どうしているだろうか。

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2008年5月25日 (日)

官と民

四川大地震のニュース映像で援助物資を巡る小競り合いが起きているのを見る。軍が援助物資を横流しすると思い被災者たちが暴れたらしい。普段から地方の小役人や軍関係者が全く信用されていないのが見てとれる。以前、取材した河南省のエイズ村では、地元の共産党書記が、全国から集まった善意の寄付を着服して逮捕されるという出来事があった。そういうのは氷山の一角という気がする。そういえば温家宝首相は何年か前の旧正月にエイズ村を訪問し患者たちと一緒に餃子を食べて親民政治家振りをアピールしていた。しかし、手厚い保護を伝える一連の報道は全て演出されたものだったという。
今回の四川大地震の日本の救助隊に関する報道も共産党宣伝部の方向付けが見え見え。天安門事件後の天皇訪中から国際関係の改善を図った中国。北京五輪では皇太子の訪中でも要請するのかな?チベット問題での鈍感振りを思うと、日本の首相が申し出を受けそうで怖い。

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